今年の春夏トレンドとして、流行のビックウェーブとなった「デニム」
この世界的なデニムブームと長引く円安の影響で、質の良い岡山産デニムはどんどん海外のハイブランドに買われていき、今では岡山のデニムが品薄状態に…
岡山のデニム生地はその品質の高さから、皆さんが必ず耳にしたことのあるハイブランドのジーンズ作成に使用されているんです。
岡山のデニム生地の貴重さを改めて実感しますね…
その質の高い生地でつくられたジーンズの中でも、特に貴重なのが「セルビッチジーンズ」
この「セルビッチジーンズ」がどういったものかというと、
旧式の織機を使用して織られた、生地の端にほつれ止めがされたデニム生地を使って作られたジーンズのこと。
ほつれ止めが施された生地端の部分には、写真を見るとわかる通り赤いラインが入っています。
この赤いラインの目印から通称「RED TAB」や「赤耳」とも呼ばれています。
裾をロールアップした時にはセルビッチ特有の赤いラインがチラリとのぞく。
そこがワンポイントとなり、最高にオシャレなんです。
【貴重なデニム生地で上下セットアップの贅沢コーデ】
濃紺で全身を包むとセルビッチの印である「赤耳」が引き立ちます。
靴下や靴の色も映えるので、足元にぎゅっと意識が集中するようなお洒落をすると、飽きの来ないコーディネートが楽しめそうです。
お洒落なうえに、貴重なセルビッチを履いているというだけでもテンションが上がりそうなコーデに仕上がりました。
【セルビッチが貴重な理由とは?】
「セルビッチの貴重さ」の理由は、
なんといっても、「旧式の織機を使用して織られた」というところ。
お洒落で人気が高いことが貴重さの一つでもありますが、
そもそも旧式のシャトル機が現存していること自体が貴重ということです。
元々は1870年代に、生産効率を上げるために、生地末端の処理を行わずに済むような加工を施された縫製方法でした。
現在では、大きな生地を一気に作り加工していく方が効率よく、
機械を動かす時に必要なコストも最小限に抑えることができるため
セルビッチの様に生地の端が加工されているものは滅多に見られなくなりました。
現在では「ビンテージジーンズの象徴」とされ、デニム好きの間で親しまれています。
B-1969-XX-G セルビッチデニムジャケット Gジャン Type 3 Selvedge Denim
【ポロシャツ×セルビッチジーンズコーデ】
鮮やかなグリーンと大胆に裾を折り返したセルビッチジーンズがキャッチーなコーディネート。
「裾を折りすぎると足が短く見えるかも…」という意見もあるようですが
あえて大きく折り返すのが今年流の「可愛い履き方」なんです。
今期の大注目カラーのグリーンを取り入れて更に旬はコーディネートになっております。
トレンドを取り入れながらも、長年愛される貴重なセルビッチジーンズを履いているということが「にくい演出」です。
【スッキリとしたホワイト×インディゴブルーの王道コーデ】
デニム好きなら、白いトップスとインディゴブルーのコーディネートが間違いありません。
インディゴブルーがより引き立つので、上質な生地の質感が強調されてより素敵な印象になります。
夏はTシャツ、冬はセーターで楽ちんにジーンズ映えコーデを考えて、心も軽くいきましょう。
加えて、飾らないミニマルな装いは、初めましての方でもどことなく好感が持てます。
男性も女性も年齢も問わず、シンプルでクリーンな第一印象でその人の魅力を引き出してくれるのがジーンズです。
【さいごに】
改めてセルビッチジーンズの魅力やジーンズ自体の魅力を解説しましたが、
今期のトレンドで再度ジーンズの流行が起きているのも頷けます。
ただ、ジーンズやデニムの流行の波が押し寄せるのは今始まったことではありません。
何年に一度と決まっているわけではないのですが、
デニムの流行は今まで何度となく世界に訪れていたのです。
本当に品質の良いものを大切に履いたならば、
「半世紀は使える」ともいわれている上質なデニム。
その中でも、特に有名ブランドがこぞって使用する「岡山織り」のデニムは、繊維の密度が高く、保湿性にも優れ、穿いた時の肌触りが抜群。
あなたに愛されるために生まれてきた1本だといえます。
ジーンズオーナーであるあなた身体にフィットする最高の1本をご提供したいので、サイズ感などで迷われている方はお気軽にお問い合わせください。
私共は、「せっかくなら良いジーンズを履きたい。」
というご要望に応え続けます。
ぜひ、セルビッチジーンズの「本物の質感」を実感してください。