「ボブソン」と検索をかけようとすると、「ダサい」というネガティブなサジェストワードが表示される・・・。
なぜ!?
この記事を読まれているということは、もしかすると「ボブソンはダサい」と疑って見ているかもしれません・・・。
ご安心ください。決してそんなことはありません!
ボブソンのジーンズはシルエット・素材感にこだわって、一着一着を丁寧に作り込んでおり、ジーンズ本来の魅力がたっぷり詰まっています。
ゆえに、「昔っぽい」「他のジーンズと違いがわからない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回の記事では、時代が変わっても本物のジーンズを作り続けるボブソンの魅力に迫っていきます。
ぜひ最後までご一読ください!
「ボブソンはダサい」と思われている?
「なぜボブソンはダサいと思われているのか?」について恐る恐る原因を調べてみました。
- 国産で歴史があるから古臭そう?
- デザインが他のブランドと比較して変わっている?
- 生地も大したことないのでは?
正しい情報も誤解を招く表現で記載されていたり、間違っている情報も混在しているため、マイナスに受け捉えた方もいらっしゃるかもしれません。
では、実際のところボブソンの商品はどのような特徴があるのか?
ここからは歴史を振り返りつつ、ボブソンの魅力やこだわりについてお話していきます。
変化の激しい時代だからこそ大事にしたい本来のシルエット
ボブソンのジーンズを見て、「なんだ!このデザインは!!!」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
かつて私も「ボブソン」というブランドをほとんど知らず、初めてボブソンの商品を拝見したときには「珍しいシルエットのジーンズがある」という印象を受けました。
上記写真のシルエットは、裾の形がベルのように大きく広がっている「ベルボトム」と呼ばれる形です。
今は、「シューカット」や「ブーツカット」という言葉の方が馴染みがあるかもしれませんが、ベルボトムはさらに裾が大きく広がっているシルエットになります。
ベルボトムはもともと70年代から80年代にかけて人気が高かったシルエットでした。
そのため現代では、あまり馴染みがなく、知る人ぞ知るアイテムとして存在しています。
しかし、根強いファンの方からは、
「子どものころ親におねだりして買ってもらって、今でも忘れられない思い出の一着!」
「人生初のジーパンは、ボブソンでした!」
「色落ちの仕方がいい感じでたまらない!」
「逆に新鮮さを感じられるデザインとシルエット!」
などの声もいただいております。
他にも、ボブソンではさまざまな製品がありますが、ジーンズ本来の魅力を伝えるため、昔から変わらないデザインを採用しています。
それらも、現在のトレンドにも柔軟に合わせられるようにリバイバルして改良しながら、ジーンズを作り続けています。
ジーンズカルチャーを日本に広めたボブソン
ベルボトムの歴史は遡ること1960年代ごろ。
米国のミュージシャンとして大変有名なボブ・ディランがジーンズを履いてステージに登場したことをきっかけに、ジーンズのブームが巻き起こります。
ジーンズはアメリカのカウボーイや労働者がもともとワークウェアとして着用していたのは有名な話ですが、1969年に行われた伝説の野外音楽フェス「ウッドストック」ではジーンズ姿の若者達で会場が埋め尽くされました。
実はボブソンが誕生したのは、同じこの年だったのです。
ジーンズの中でも、アメリカではヒッピームーブメントを象徴するベルボトムとロングヘアのファッションが流行しました。その勢いはとても凄まじかったです。
そして、この「ベルボトム」をいち早く日本に広めたのがボブソンでした。
しかし、日本のジーンズカルチャーを作ったのがボブソンであったと同時に、まだ新しかったジーンズをおしゃれに着こなすかたもいれば、うまく履きこなせなかったかたも存在しました。
ゆえに、「ジーンズ=ださい」というイメージが広まってしまったり、ジーンズカルチャーを作ったボブソンがださいと捉えられてしまうこともあります。
ただし、ジーンズはどんな時代も普遍的に着用できるアイテムであり、ベストなサイズと色使いで長く愛用できる相棒になります。
記事の最後には、コーディネート例もありますので、要チェックです!
ボブソンは「ヴィンテージ」にこだわっている
シルエットや素材にこだわりを持っているのはもちろんのこと、仕上がりまでの作業にもこだわっています。
その理由は、「日本のモノづくりはこれでいいものだろうか?」という疑問からでした。
80年代から90年代にかけて様々なミシンが登場し、今ではジーンズを大量生産できるようになりました。
しかし、どのジーンズも仕上がりがほとんど一緒のため、味がありません。
「このままでは日本のメーカーは潰れてしまう。」
そうした危機感から「ジーンズ本来の魅力」にこだわり、ヴィンテージ感のある一本を作ることを追求しようと考えました。
日本の生産状況やコストの面を考えると、全ての商品を手作業で生産することは難しいため一部海外での生産もしておりますが、高度な技術や仕様が必要な場合は自社の熟練スタッフや協力工場で共同して作業を施しています。
そのため一本一本に味があるジーンズに仕上がっているうえに、適正価格でお届けすることができています。
“ホンモノを着こなす”ボブソンジーンズのコーディネート
ここからはボブソンのおすすめ商品を交えてコーディネート紹介をしていきます。
ベルボトムのコーディネート例
まず先述でもご紹介したベルボトムです。
裾が大きく広がっているのがお分かりいただけるかと思います。
実はこちらの商品はユニセックスのご用意になります。
大胆なシルエットですが、女性だけでなく男性にも人気なんです!
トップスは無地のブラウスやシャツなど組み合わせやすく、シンプルなうえに裾の広がり方にアクセントが付いて、ちょっとしたお出掛けでもオシャレに決まります。
靴もスニーカーやブーツ、パンプスなど、基本的にどんなものでも合わせやすいのでおすすめですよ!
こちらはベルボトムのワンウォッシュタイプです。
ベルボトムは2種類ご用意がございます。ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。
ボブソンのテーパードパンツ
プレミアムジーンズ テーパードストレート ユーズドブルーカラー/メンズ
ボブソンでは、定番とも呼べるテーパードパンツもご用意しています。
テーパードパンツとは、裾にかけて少しずつ細くなっている形です。
ボブソンのジーンズは手作業で施されているため、一点一点微妙に違いはありますが、同じものは作れない自分だけのカラーを楽しんでいただけます。
肌触りはザラつきがなく、むしろトロッとしており、さらにストレッチが効いているため履き心地も良いと好評です。
すぐに伸びてしまうような粗悪なストレッチは使用しておりませんので、長く楽しんでお使いいただけますよ。
70年代に大ヒットしたオーバーオールをリバイバル
デニムオーバーオール サロペット インディゴカラー ユニセックス
1970年代に大ヒットしたオーバーオールを現代風にアレンジして販売しております。
ユニセックスでXSから5サイズ展開です。
横糸をベージュで染めることでヴィンテージ感を演出しており、適度にユーズド感を出すためにウォッシュ加工が施されています。
“本物のジーンズ”をボブソンでぜひ体感してみてください。
現代のボブソンは、ジーンズ本来の魅力を大切にしながら、現代にあった形でリバイバルしつづけているブランドです。
ジーンズ本来の履き心地、色味、シルエットを一度体感すると、きっと他のジーンズには戻れなくはるはず。
ぜひボブソンのアイテムを着用して、一緒に本物のジーンズを楽しんでみませんか?